7/14(金)8:30〜の回見てきました。
以下、個人的感想
・宮崎駿は自分の後継者にしたい人はいるが、仲は悪いと思う。天才は教えるのに向いてない。
・積み木のシーンが賽の河原のように見える。あえてマヒトに積ませていない?積ませたいけど彼は純粋ではないので難しいのかと。
・いや、雀の戸締りじゃん〜的な義母の台詞。影響受けた?
・後半にかけてのまとまりのなさを感じる。年を感じた。
・やりたいことをできるようになった地位や財力を手に入れた時には、すでに年老いてしまったのかも。
・幼い頃の母との邂逅シーン、いつもの宮崎駿すぎて直接的に感じてしまった。シータとドーラ的なあの感じでいいよ。
・風立ちぬよりも前半のシーンは際立っていた。
・父親がとにかく受け付けない性格の人に感じた。「母さんに似てるだろ?」と義母を指していうシーン。姉妹を比べるなと思った。
・生と死を描きたかった気がする……が、無理がある気がした。
・出産+妊娠のシーンにガクブル震えた。魚の腹を裂いてるところからが特に感じられる。わらわれ?が精子に見えた。塔が筒状の形なのも気になる。上に登るはずが、下に進んでいくメイドインアビス的な子宮に返っていく。母体回帰に見える。アワアワ。
・出産のシーンに男子が立ち会うことは禁忌的なシーン。だからタブーを犯したと言われている。
・現実世界と非現実世界のチグハグ
・おそらくキリコさんは昔も非現実世界にヒミと行っている。(他のお婆ちゃんたちとの違い)
・叔父姪あった。
・義母(妹)は姉を超えたいという強かな意志を感じる。でも、死人は越えられない。
・時代と家族に馴染むことができなかった叔父さんが、シンボルマークとして分かりやすい。
・ジブリの特徴であるご飯のシーンがちょっと投げやりに感じた。
・冒頭にあるジブリの女特有の圧倒される美女感がなかった。(わざとか?)
・キリコさんの非現実世界での部屋が、戦争などがない世界で飢えもなく栄えていれば〜という世界線に見えた。ワンピース(洋風の装束)があるのも何かの目印か?
・ペリカンとインコに意味はあるのか?青鷺は案内人としての役割(アリスの白兎的な役割がある)
・不思議の国のアリス感が強いなと
・RPG要素と喪失感のある主人公という王道の形はあった
・「穢れ」とは?叔父さんは穢れを知らない。純粋なまま「本を読みすぎておかしくなってしまったの」とオブラートに言われる
・「君たちはどう生きるか」を読んだ上での話。作中にも少しだけ出てくる。
・多分あまり内容がないのかな?と、メタすぎても良くない気が……
・終戦記念前に出したかった突貫工事のように思えた。
ナドナド、感想です。